アウトドアサウナシステム”SaunaHax®”の紹介

純日本製ステンレス使用の高効率薪ストーブで高耐久、低メンテナンス性を実現

凍った湖面上にて。煙突は撮影のため短いです。

サウナ用薪ストーブを開発するに当たり、こだわったのは、まずは素材でした。薪ストーブはただ燃やす機能だけだと、薪そのものが燃えた際の未燃焼ガスが大量に出て来ます。性能の悪い薪ストーブは煙突から出る煙を見れば分かります。重要なのは、薪ストーブの燃焼室内を高温に維持して、薪から噴出する燃焼ガスを1次的、2次的に完全燃焼させて、温度を上げることです。その為、屋内用の薪ストーブには鋳鉄がよく用いられます。蓄熱性が高くて良いのですが、鉄ですので錆びますし、高温にした薪ストーブに冷たい水を掛けると割れて危険です。そこで、SaunaHaxでは当初からステンレス鋼で開発しました。蓄熱性や耐歪み性など何度も試作を繰り返して最適な仕様を見つけました。市販のサウナ用ストーブのようなベコベコ感は有りません。アウトドアだからこそ、また、超高温から急激に冷やす過酷な使用条件だからこそ、厚みのあるステンレス鋼が必要です。また、ステンレス鋼は錆びにくい特徴が有りますので、メンテナンスも水洗いだけで簡単です。サウナ用以外にも毎日の使用に耐えられる薪ストーブです。
※写真は開発中(Ver3.)のため、市販時は改良のため小変更する場合があります。煙突トップは開発中の物です。市販時はこの形状は不採用となりました。

•アウトドアサウナ用薪ストーブで初めて※の外気導入型を開発。一酸化炭素中毒のリスクを軽減

燃焼室内で燃えた薪から発生する燃焼ガス(1次燃焼ガス)で薪が燃えます。すると、燃焼室内が高温になり、始めの燃え残りのガスが外から導入された新鮮な酸素とMIXされることにより、再度、燃焼します(2次燃焼)。完全燃焼により、煙突からの排気煙は透明になり、更に燃焼室の温度が上がります。

ストーブ表面温度400℃だと、オレンジ色に光りますほとんどの薪ストーブがテント内の空気を燃焼に使用するのに対し、SaunaHaxではオリジナル構造から、外気からしか燃焼用の空気を使用しないため、テント内の空気が汚染されません。外気導入パイプから入った新鮮な空気はストーブ下部から燃焼室に吸い込まれ、燃焼室で薪から出た燃焼ガスとMIXされて高温で燃焼した後、上部にある煙突を通ってテント外に排気されます。その為、一旦、この流れが出来ると、外気導入パイプから「ゴーッ」と吸気音が聞こえながら、炎が渦巻く様が鑑賞できます。さながら薪ストーブの過給器(ターボ)の様な様相です?

空気の流れを再検討したこのシステムは意匠登録出願中です。

※2021/02/03現在、弊社調べ

•空気の流れ(エアーフロー)を考慮した構造で、火が点きやすく、高効率の燃焼が可能

既に弊社では「モバイルピザ釜PizzaHax」、「欲張りすぎる焚き火台BonHax」の開発過程から、燃焼の効率化を追求してノウハウを貯めてきました。ストーブの下から空気を取入れ、燃焼させて上に逃がす基本的な構造を再度見直し、サウナ用薪ストーブに必要な高熱量を得るオリジナルサウナ用薪ストーブを開発することが出来ました。ゼリー状の着火剤を1~2個放り込んで焚き付けに火を着けたら勝手に燃え上がっていきます。火吹きはほとんど必要有りません。

•ローリュ(LÖYLY)は安定した常時加湿と柄杓で水を掛ける方法のハイブリッド型を採用

煙突の排熱を利用した常時加湿用の水タンクを最も温度が高い基部に設置して、常時熱いスチームが発生するようにしました。また、フィンランド式サウナの楽しみの1つである、熱いサウナストーンへの水かけローリュ(LÖYLY)は必須です。フィンランドで隣に座っていたおばぁちゃんから、「ハイどうぞ」(の意味だと解釈した?)と、柄杓(ラドル)渡されたときには、ローカルSUOMI達に認められた感を感じながらのローリュは嬉しかったです。その、嬉しさを皆様へ。

•美しい炎を愛でる窓を正面に採用

アウトドアサウナ用薪ストーブの従来品は、ただ、熱くするだけ。弊社は「欲ばりすぎる焚き火台BonHax」の開発の際に美しい炎にこだわりました。今回のアウトドアサウナ用薪ストーブSaunaHaxも、「炎の鑑賞」にこだわりました。サウナベンチから見下ろす、薪が奏でる美しい炎を愛でながら、よしなしごとに物思いにふけったり、ただ無心でサウナの熱気に身を委ねながら、美しい「炎」も鑑賞できます。焚き火台の開発の際に強く感じましたが、ヒトにとって「炎」は心のケアに非常に重要な役割があります。是非、アウトドアサウナで、サウナストーブからの熱、ローリュで発する蒸気、薪の燃える臭い、美しい炎、そして、酷暑から冷水(凍りそうな水が適温)に入り一気に上から下へ・・・。身も心もトトノイます!

•簡単組立!断熱材入りサウナ用テント※を日本で改良。テントは消耗品と捉えて特別価格での交換可能に!

サウナ用のテントは断熱材が必要です。数種類のテントを比較して断熱性の高い3レイヤーのテントを採用しました。また、極限まで向上した発熱量に対応するため、東北の縫製企業さんと共同で部材の選択から方法までを検討して試作を重ねています。
また、弊社では既存のサウナ用テントでもベンチテストを繰り返し、サウナ用テントの最大の弱点である、高熱による焼けや焦げ、溶けに関して対策をしても、やはりある程度は起こってしまう。と結論づけました。その為、ご購入された方に対して、焼けや焦げ、溶けた場合は特別価格での交換可能なシステムとしました。サウナ用テントは消耗品です。弊社の結論です。

※断熱材入りテントは中国製ですが、サウナに対応出来る様に日本で改良しています。

こだわり・特徴

ただ、熱いだけでは無く、極厚ステンレス鋼から放たれる熱感、薪の香りによる嗅覚、常時加湿とローリュによる湿熱感、大自然の中で浴びる冷感、そして、薪の炎の揺らぎを愛でる視覚、感覚全てを駆使して皆様を心身共にリリースする衝撃の感覚を日本の匠の技で届けます。
東北で開発しているので、冬場の氷点下9℃、水温0.4℃でも裸で楽々サウナが出来る事を証明しております。日本のサウナテントのSNS投稿等では、春~秋のご利用が多いようですが、私たちが目指しているフィンランド式アウトドアサウナでは、ズバリ!凍った湖面に入るHOTでFreezingなサウナ!コレにつきます!納得できるまでこだわりすぎて開発したので、公開がめっちゃ遅れてしまいました? Anteeksi!

簡単設営!女性でもひとりで設営OK!
プロダクト誕生までのお話
フィンランドのTurku、Jyväskylä、Ouluでの様々なアウトドア体験から得られた、フィンランド式の意味

フィンランドは冬場はねずみ色の雲の下、マイナス温度が普通です。その中でも彼らは自分達が守った自然の中で多くの人がそれぞれのアクティビティに興じます。その中でも、凍った湖畔で入るアウトドアサウナは私の今までの日本でのサウナ経験がぶっ飛びました。コレがホンモノ!以降、私は日本のサウナには入らなくなりました。日本のサウナは「我慢大会」のように感じます。

Kiitos! everyone!

サウナ=ロシアだけじゃない!日本のアイデアを盛り込んだ安全なシステム
アウトドアサウナは日本ではロシア製が多く出回っています。日本の匠の技で開発・製造された安全なオリジナルシステムが欲しいと切に思い、試作を重ねてきました。日本でも海外製のサウナ用のテント、薪ストーブを使用したSNSでの投稿をよく見ますが、個人的には、何か違うな?と。
まずはストーブ。薄いステンレスでベコベコです。アウトドアサウナは趣味性が高いギアなので、所有欲も満たしてくれるようなクオリティでは無いと。また、日本の薪ストーブ屋さんで手には入る、広葉樹の薪がサイズ的に入りません?。針葉樹の焚き付けでストーブ内温度を上げて、広葉樹の薪に火を着けると、それは美しい炎を安定して上げながら長時間燃えます。温度だけ!サウナだけ!では無い、所有者の感性に訴えるサウナストーブを目指しました。サウナ用テントもしかり、海外製は組立に2人で15分かかりました。弊社のサウナ用テントは女子がひとりで5分もあれば組み立てられます。アウトドアサウナは機動性も重要です。組立や撤収の手間は可能な限り簡単な方が良い!
日本のアウトドアサウナーが意外と気にしていないのが、サウナ用ベンチ。某アウトドアメーカーの座面が低いベンチを流用しています。しかし!サウナは上ほど熱いので、サウナ用ベンチは座面が高く、足部も地面から高く離れてなきゃ!見てるとほとんどが氷点下で使用している写真はありません。氷点下ではあの低いベンチだと足が凍り付きます?。フィンランドでは凍った場所でサウナやるので、ネオプレンの靴下を履いてやらないと、立ってるだけで足底と地面が凍って張り付きます。
以上、納得いかなかったので、サウナ用ベンチも含めて全部自分で設計・開発しました?
※ちなみに、Turku、Jyväskylä、Ouluとフィンランドでサウナ楽しみましたが、白樺の葉で身体を叩くヴィヒタをしているのを見たことありませんでした。ついでに、タオルなどで熱風を当てるアウフグース(ドイツの文化?)や、サウナハット(ロシアの文化?)も見たことありません。

製品情報・仕様

東北製サウナ用薪ストーブ:収納時31cm×34cm×48.5cm 重さ 16.5kg(ステンレス製煙突、及び、テントガード含、常時加湿用煙突ベース 2.8kg含まず)

サウナ用テント:キャリングバッグ収納時 25cm×25cm×130cm 展開時 180cm×180cm×230cm重さ 約12.5kg

サウナ用ベンチ(3人用)幅120cm×奥行67.5cm×座面高74cm、足部高35.5cm

サウナ用椅子(1人用)幅42cm×奥行67.5cm×座面高74cm、足部高35.5cm

サウナ用ペール&ラドル ペール部直径21cm、高さ27cm(うち、桶部17cm)
ラドル部:長さ35cm、幅11cm(最大部)、厚さ4cm(最大部)

※開発中の実測です。改善のため小変更がある場合があります。
※実際にアウトドアサウナを楽しむためには、上記の他に、一酸化炭素チェッカー、サウナストーン、耐熱グローブ、火箸などの装備品が必要になります。